土のままの外構はデメリットだらけ?理想的な外構工事も併せて紹介
庭や外構が土のままのため、見栄えの良い外構にリフォームしたいと考えていませんか?土のままにしておくと土埃が舞ったり、雨が降るとぬかるんだりするため、快適な暮らしを送るのは難しいでしょう。本記事では、土のままの外構のデメリットについて紹介します。理想的な外構工事も併せて解説するので、リフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事を読むための時間:3分
土のままの外構のデメリット
庭や家周りなどの外構を土のままにしておくと、さまざまなデメリットがあります。主なデメリットは下記の5つです。
- 雑草処理が必要になる
- 雨が降るたびにぬかるむ
- 土が道路に流れる可能性が高い
- 乾いた状態では土埃が舞う
- 見た目が悪い
それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。土のままにしたいと思っている人や、外構工事を迷っている人は参考にしてください。
雑草処理が必要になる
外構工事をせずに土のままにしておくと、雑草処理が必要になります。ある程度の広さがあれば草刈り機を使用できますが、狭い場合は手で抜かなければいけません。雑草は夏によく伸びるため、暑い中での草むしりは苦労します。また、雑草を生やしたままにしておくと、害虫の温床になり、家の中にも虫が入るリスクが高まります。
雨が降るたびにぬかるむ
土のままにしておくと、雨が降るたびにぬかるみ、滑りやすくなるため危険です。子供や年配の方であれば大きな怪我につながるかもしれません。また、土がぬかるんでいると、泥はねの原因にもなり車が汚れてしまいます。家の前の道路にタイヤ痕がつくこともあり、外観が悪くなります。
土が道路に流れる可能性が高い
土のままでは、雨が降った際に家の前の道路に土が流れるかもしれません。近隣住民とのトラブルにもなりかねないため、雨の中でも掃除が必要になる場合があります。
乾いた状態では土埃が舞う
土のままにしておくと、雨が降らない晴れた日は土埃が舞います。家の中に砂が入る可能性もあり、無駄な掃除が増えてしまいます。目や喉に悪影響を及ぼすため、対応が必要です。
対策としては、こまめな水まきが挙げられますが、地面が乾く度に行わなければならず、面倒に感じる方もいるでしょう。また、炎天下の中でも行わなければならず、夏場は熱中症の危険もあります。
見た目が悪い
外構を土のままにしておくと、雑草が生い茂ってしまい、見た目が悪くなります。また、雑草処理ができていたとしても、土が見えた状態なので殺風景に感じます。
おすすめの外構工事
以下の7つは、おすすめの外構工事の方法です。
- 芝生を植える
- 砂利を敷く
- ウッドチップを敷き詰める
- レンガを敷く
- コンクリートで覆う
- 固まる土を使用する
- タイルを敷く
それぞれの特徴について解説するので、参考にしてください。
芝を植える
自然な見た目が良ければ、土の代わりに芝生を植えるとよいでしょう。芝生には以下の2種類があります。
- 人工芝
- 天然芝
人工芝は一年中青々とした色を保ってくれるので、年中緑を感じたい人におすすめです。芝が伸びてくることもないので、お手入れも楽です。天然芝は、自然の芝なので人工芝以上に自然を感じられます。ただし、芝刈りなどのお手入れが必要です。
砂利を敷く
土の上に砂利を敷くと、見た目の殺風景さがなくなります。砂利にはさまざまな色や大きさがあります。敷き詰めると印象が変わるので、場所に合わせて組み合わせるとよいでしょう。
ウッドチップを敷き詰める
ウッドチップを敷き詰める方法もあります。見た目が自然な雰囲気になるので、自然を感じたい人におすすめです。ふわふわした踏み心地なので、森林を歩いているように感じる方もいるようです。
レンガを敷く
見た目を明るくしたいのなら、レンガを敷く方法もおすすめです。レンガにはさまざまな色や形があります。上手に組み合わせることで、個性的な見た目になるでしょう。また、雑草が生えてくることもないので、草むしりをする必要がない点も魅力的です。
コンクリートで覆う
とにかく雑草処理をしたくないという方には、コンクリートによる舗装工事がおすすめです。シンプルな見た目にはなりますが、エクステリアや、鉢植えなどを置くことによりおしゃれな見た目にもできます。また、コンクリートは耐荷重性もあるため、カーポートの外構工事にも相性が良いです。
固まる土を使用する
土埃が舞うなどのデメリットは避けたい一方で、見た目は土が良いという方には、自然の土や砂に、セメントなどを混ぜて作る固まる土がおすすめです。土のままとは違って固まるので、土埃はあまり上がりません。また、雨が降ってぬかるむことも少ないので、滑って転ぶリスクも軽減できます。
タイルを敷く
清潔さや高級感のある見た目にしたい場合は、タイルの使用をおすすめします。タイルを敷くと、土の部分を覆うので雑草は生えてきません。また、タイルは掃除がしやすい素材でもあるので、キレイな見た目を保つことができます。
外構工事で家全体の見栄えをよくしよう
庭や家周りを土のままにしておくと、さまざまなデメリットがあります。家全体の見栄えをよくするだけでなく、土埃など近所迷惑をかけないためにも、外構工事はするべきです。外構工事の際は、施工業者に相談してください。希望とデメリットを考慮したうえで、おすすめを提案してくれるでしょう。
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