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庭に池を作る際の費用相場は?メリット・デメリットも併せて解説

庭にある小さい池

 

庭に池がある家は、広くて豪華なイメージがありますよね。しかし、一般的な家庭であっても庭に池を作ることは可能です。この記事では池を設置する際の施工費用や、メリットやデメリットを解説します。庭のイメージを大きく変えたいとお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

庭に作れる池の種類

庭に池を作るには、コンクリートタイプとプロライナータイプの2種類があります。コンクリートはその名の通り、コンクリートと鉄筋を材料にした構造形式の池です。他の素材よりも丈夫ですが、震災などによってひび割れが起きてしまう可能性があります。

 

またプロライナーは、庭に池を作るための防水シートのことです。作りたい場所に穴を掘ってシートを敷き、水を入れることで池が完成します。コスパが良く、形を自由に決められるメリットがあります。

庭に池を作る際の費用相場

ここでは、庭に池を作る際の費用相場を解説します。

DIYで作る場合

スコップや石、レンガ、砂、水草、フィルター等の材料を用意すれば、2万円〜10万円程度で池をDIYでできます。しかし、池の中でニシキゴイなどの生き物を飼いたい場合などには、40万円〜120万円程度の費用がプラスされることに注意しましょう。

専門業者に依頼する場合

専門業者に依頼して池を作る場合には、5万円〜30万円程度の費用がかかります。DIYよりも割高になりますが、耐久性や安全性の面を考慮したら、納得できる価格だといえるでしょう。

池の維持管理にかかる費用

池の維持費としては、電気代、水道代、掃除代がかかります。また、生き物を飼うのであればエサ代などがかかります。年間にかかる費用は、2万円〜3万円程度です。

庭に池を作るメリット

ここからは、庭に池を作るメリットをご紹介します。

リラックスできる空間になる

自宅の庭に池があると、マイナスイオンを感じられて、景色を眺めているだけでも心が癒されます。また、好みで池の周りをアレンジすることにより、違った雰囲気を楽しむこともできるでしょう。水が循環する仕組みを作れば、水の音を聴くことができて、暑い夏にも涼しげな雰囲気を味わえます。

生き物を育てられる

庭に池を作ると、ニシキゴイや亀、金魚などの生き物を育てることができます。水槽よりも大きく天候や気温の変化による水質変化が少ないため、生き物飼育の初心者の方でも育てやすいでしょう。生き物同士の相性が悪い場合には、池の中に仕切りをつけておけば問題ありません。

 

また、スイレンやハス、ウォーターポピーなど、水辺でしか生きられない植物を育てられるのも魅力の1つです。植物をきれいに手入れしておくことで、庭の雰囲気も優雅なものになるでしょう。

庭に池を作るデメリット

ここからは、庭に池を作るデメリットをご紹介します。

手入れが必要

池を放置して手入れを怠っていると、悪臭が出たり、水が汚く濁ったりします。日ごろの手入れも必要ですが、できれば電動ポンプを使用した水の循環や排水が必要です。池の中の水が循環すると、淀みがなくなるだけではなく、酸素がうまく回ることで生き物も飼いやすくなるため、ぜひ検討してみましょう。

蚊が発生しやすい

庭に汚い水が溜まった池があると、蚊が発生する原因になります。ポンプを使用して水が循環する流れを作ったり、ボウフラを餌にするメダカなどの小魚を飼育したりすることで、蚊の大量発生を防げるでしょう。

池作りで損をしないためには、プロの業者に依頼しよう

今回は、庭に池を作る際の費用相場や、メリット・デメリットをご紹介しました。庭に池を作るためには、規模や使用する材料にもよりますが、DIYで作る場合2万円〜10万円程度、業者に依頼した場合5万円〜30万円程度の費用がかかります。

 

また、生き物を飼ったり特別な設備をつけたりする場合には、相場よりも費用が高くなりますが、工夫次第では費用を抑えることが可能です。庭に池を作るにあたり、庭の状態に適した工法やデザインなど、予算以外にも検討すべきことは多くあります。気になる方はぜひプロの業者に相談していただき、素敵な庭づくりを目指してください。

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