庭を舗装するための方法には様々なものがありますが、排水性の高さや費用の安さからアスファルト舗装も人気です。そこで本記事では、アスファルト舗装を行う際にかかる費用の目安を作業内容別にご紹介します。工事費用を安く抑えるための方法も解説するので、ぜひ最後までお読みください。

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アスファルトとは？

アスファルトとは、黒や黒褐色の見た目が特徴の、アスファルト合材とも呼ばれる物質です。常温だと固まりますが、高温になると液状化する性質を持っています。アスファルト舗装を行うと水捌けがよくなり、ダメージを受けた際の補修も簡単なので、一般家庭の庭にも使用されることが多くあります。

アスファルトの耐用年数

地面の状態や土地の条件によっても異なりますが、庭をアスファルト舗装した場合の耐用年数は、およそ10年程度だとされています。舗装工事に使用する素材の中では短めなので、アスファルト舗装をする方は、メンテナンス費用についても検討しておきましょう。

アスファルト舗装を行うメリット

アスファルトで庭の舗装を行うメリットは、コンクリート舗装に比べると費用が半分ほどと安い点です。また乾燥時間が短いため、施工期間も比較的に短いです。さらに、アスファルトには細かい穴が無数に空いているため、高い排水性が期待できます。優れた排水性により、雨水が地面に溜まることを防げるため、庭環境がより良いものになります。

アスファルト舗装を行うデメリット

アスファルト舗装のデメリットとして、寿命が短いことが挙げられます。素材自体に柔軟性があり柔らかいため、陥没やひび割れを引き起こしやすくなっています。アスファルト舗装を行う場合には、将来的な維持管理についても十分考えておきましょう。

【作業内容別】庭のアスファルト舗装工事にかかる費用

依頼する業者や工事の内容によって舗装工事の費用が異なりますが、相場としては1㎡あたりおよそ3,200円〜5,000円程度です。ここでは、庭のアスファルト舗装工事にかかる費用の内訳をご紹介します。

アスファルトを剥がす

アスファルトを交換するためには、古いものを一度剥がさなければなりません。剥がす（はつり）ための費用相場は、1㎡あたりおよそ200円〜300円程度です。剥がしたアスファルトの処分費用として、さらに3万円前後の費用がかかります。

粗整地を行う

アスファルトを剥がした後は、アスファルトや石の破片などを取り除き、土をならさなければなりません。粗整地を業者に依頼する際の費用相場は、1㎡あたりおよそ400円〜700円程度です。

鋤取りを行う

アスファルト舗装をする際には、不要な土を取り除くことで均一の高さにする「鋤取り」と呼ばれる工程があります。鋤取りは、1㎡あたり600円〜1,000円程度の金額をみておきましょう。

路盤工事を行う

鋤取りを行った後は、地盤の陥没や歪みを防ぐためにしっかりとアスファルトを固める、路盤工事を行います。路盤工事にかかる費用は、1㎡あたり900円〜1,300円程度が一般的です。

アスファルトを補修する

アスファルトに入ったひび割れを直したい場合や、凹凸が気になる場合には、補修工事が必要です。陥没や凹みを補修する場合、一度表面を削って新しくアスファルトを敷き直さなければなりません。これには1㎡あたり3,200円〜5,000円ほどの費用がかかります。

アスファルト舗装工事の費用を安く抑えるには？

アスファルト舗装工事を行う場合、依頼する業者によって金額が全く異なります。工事費をできるだけ安く抑えるためには、外構工事を専門に取り扱っている業者に依頼することが大切です。

ホームセンターや工務店などにも工事を依頼できますが、専門分野ではないケースもあるため、下請けに工事を発注してしまい仲介手数料がかかってしまうことがあります。できるだけ安く済ませたい方は、アスファルト舗装工事を得意としている外構工事の専門業者に依頼すると良いでしょう。

費用を抑えて、庭をアスファルトにしよう

本記事では、アスファルト舗装を行う際にかかる費用の目安を、作業内容別にご紹介しました。費用は、必要な工事内容や庭の状態によっても異なります。正確な金額が知りたい方は、ぜひアスファルト舗装工事を得意とする、外構工事の専門業者に問い合わせてみてください。