外構の塀にはどんな種類がある?特徴や選ぶポイントについて解説
塀は通りすがりの人たちにとって目に留まりやすいため、こだわる方も多い箇所です。しかし、塀にはさまざまな種類があり、外観の印象を大きく変えるため、どのような基準で選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。本記事では、塀の主な種類や特徴について紹介します。選ぶ際のポイントについても解説するので、参考にしてください。
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外構壁の主な種類と特徴
外構壁の主な種類は下記の通りです。
- コンクリート塀
- コンクリートブロック塀
- デザインコンクリートブロック塀
- 吹き付け仕上げ塀
- 化粧ブロック塀
- タイル張り塀
- レンガ塀
- 自然石張り塀
- デザインモルタル塀
- 土塀
それぞれの特徴について解説するので、選ぶ際の参考にしてください。
コンクリート塀
コンクリートを固めただけの塀です。強度が高いという特徴があります。また、スタイリッシュな見た目になるので、すっきりしたデザインが好きな人に向いているでしょう。
コンクリートブロック塀
コンクリートブロックを積み上げた塀です。耐久性や防火性に優れている特徴があります。また、施工費用も比較的安く、人気のある塀です。
デザインコンクリートブロック塀
様々なデザインを施したブロックを使用した塀です。一例として、真ん中に穴が開いたコンクリートブロックがあげられます。コンクリートブロックとは異なり、透かしの部分が多いので圧迫感を抑えられます。
吹き付け仕上げ塀
モルタルを吹き付けて塗装した塀です。塗装の色や吹き付け方によって、見た目が変わります。色も吹き付け型も種類が豊富なので、組み合わせによってオリジナリティが出せます。
化粧ブロック塀
表面に化粧を施したブロックを使用した塀です。表面に凹凸があるものや色付けされたものが、化粧ブロックに分類されます。種類が豊富なので、どの家にも合わせやすい塀といえるでしょう。
タイル張り塀
さまざまな色や形のタイルを貼った塀です。ほかの塀に比べて色がカラフルなので、見た目が鮮やかになります。耐久性が高く、経年劣化もしにくいので、メンテナンスが楽です。
レンガ塀
レンガを積み上げて作られた塀です。現在、レンガはさまざまなデザインやカラーが出ています。自然に溶け込むカラーが多いので、花や木などガーデニングを行っている家屋との相性が良いです。
自然石張り塀
コンクリートに、薄く削った天然石を張り付けた塀です。道路に面した塀に使用されることが多い塀で、高級感のある見た目になります。ただし、すべての塀を自然石張り塀にすると金額が高くなるので注意してください。見えるところと見えないところで使い分けると良いでしょう。
デザインモルタル塀
コンクリートブロックやレンガ塀の一部にモルタルを塗り込んだ塀です。北欧の古い町並みのような見た目になります。日本では、ブロック塀やレンガ塀が経年劣化した際のリフォームとしても活用されている方法です。洋風の家に似合います。
土塀
粘土質が高い土、石灰や水などの天然素材を使用して作られる日本の伝統的な塀です。日本の古い家屋で多く見られる塀で、趣があります。和風に似合うイメージですが、洋風の家にも違和感がないので多くの家屋と相性が良いです。
外構のブロック塀を選ぶポイント
外構のブロック塀は、種類がたくさんあります。そのため、中々選びきれない人もいるでしょう。しかし、下記3つのポイントを押さえれば、スムーズにブロック塀を選べます。
- 周囲の景観や雰囲気に合わせる
- 建物の外観に合わせる
- 目指す外構スタイルに合わせる
それぞれのポイントについて、詳しく解説するので参考にしてください。
周囲の景観や雰囲気に合わせる
奇抜なデザインの外構にしてしまうと、近隣トラブルに発展する可能性もあるため、周囲の景観や雰囲気に合わせることが大切です。自分の家だけ浮くようなスタイルやデザインは避けましょう。
建物の外観に合わせる
壁や屋根など、自宅の外観に合わせることも重要です。建物と外構の塀のデザインやスタイルが合っていないと、見る人に違和感を与えてしまいます。ただし、最近は色やデザインを工夫することで、和洋問わない塀になります。さまざまな組み合わせを試してみてください。
目指す外構スタイルに合わせる
目指している外構スタイルがあれば、積極的に取り入れていきましょう。お手本の写真があれば、業者との打ち合わせもスムーズに進みます。「こんなはずじゃなかったのに」という事態を避けるためにも、目標となるイメージを持ち、どんな素材が使われているのかなどはチェックしておきましょう。
外構工事をする際は複数の塀を検討してみよう
外構の壁には、様々なデザインやスタイルがあります。価格・デザイン・耐久性など、それぞれ特徴があるため、自身の目的に合わせて最適なものを選びましょう。選択するのは難しいですが、本記事で塀を選ぶ際のポイント紹介したので、ぜひ参考にしてください。