新築やリフォームの際、家の外観を大きく左右する外構工事はとても重要です。しかし、実際どのくらい費用がかかるのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、新築・リフォームそれぞれの外構工事の費用目安や部位別の相場、費用が上下するポイントについて解説していきます。

この記事を読むための時間：3分

外構工事の費用目安

新築・リフォームそれぞれのの外構工事の費用目安と、部位別の費用相場をご紹介します。

新築外構の費用目安は100～300万円

新築の場合の外構工事の費用相場は、100万円〜300万円程度です。もちろん広さや工事内容によって大きく異なりますが、平均するとこのぐらいの予算を使う方が多いです。

外構リフォームの相場は50～100万円

外構リフォームの場合の外構工事の費用相場は、50万円～100万円程度です。こちらも施工面積や内容によって変動しますが、1～2か所のリフォームであればこの程度の予算になることが多いです。リフォームを行う場合は、相見積もりを取って費用や工事内容を比較検討した上で依頼先を決めましょう。

部分別の費用相場

部位別の外構工事の費用相場は以下の通りです。

外構工事の費用が変わるポイント

外構工事の費用が変わるポイントは、主に以下の3点です。

面積

まず外構工事の費用を左右する大きなポイントは、外構面積です。外構面積とは、敷地面積から建築面積（家が建っている部分の面積）を引いた面積のことです。外構工事の費用は外構面積が広ければ広いほど高額になります。逆に、外構面積がほとんどないような狭小住宅の場合は、外構工事費用は少額で済みます。

外構のタイプ

外構工事費用は、外構のタイプによっても変わります。外構には、大きく分けて以下の3つのタイプがあります。

例えばクローズ外構では、フェンスや囲いを設置するだけでも100万円を超える費用がかかる場合があります。つまり、クローズ外構に近い設計であるほど、外構工事にかかる費用が高額になる傾向にあります。

工事する箇所

工事する箇所の数も、施工費に関係しています。外構工事には、塀などの囲いやカーポート、玄関アプローチ、庭、テラスやデッキ、門まわりなどいろいろな要素がありますが、複数の箇所を工事すればその分費用がかさみます。

外構工事の費用を抑えるポイント

外構工事の費用を抑えるポイントは、以下の3点です。

施工内容を精査する

施工箇所が多くなるほど施工費用は高額になります。施工費を抑えたい場合は、工事が本当に必要なのか精査した上で、できるだけシンプルなものにしましょう。また、凝ったデザインにするとそれだけ材料費や工賃が高くなることも忘れてはいけません。

自分でできる箇所はDIYで

植栽やポストの取り付けといった簡単な工事は、DIYでやってしまうのも一つの方法です。もちろんプロに依頼した方が仕上がりが良く手間もかかりませんが、自分でやった方がコストが抑えられます。

エクステリア専門の業者に依頼する

ハウスメーカーや工務店に依頼すると、余分な手数料や中間マージンなどが発生するためその分高額になりがちです。しかし、専門業者であれば施工費だけの支払いで済む場合もあるため、費用を抑えることが可能です。

外構工事の費用目安を知った上で計画を立てよう

外構工事は、家に合わせてフルオーダーで作られるものなので、明確な相場は存在しません。しかし、費用が上下するポイントや工事の種類を知っておけば、事前に大体の予算を割り出すことができます。どこから考えたらいいかわからない場合は、外構専門業者に相談してみるのも一つの方法です。