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エクステリア工事・外構工事で欠かせないモルタルとは?

 

エクステリア工事において、モルタルは欠かせない資材です。

例えば、フェンスの柱を固定したり、ブロックを積む際に使用したりレンガの隙間に詰めたり様々なシーンで活用されるのです。

コンクリートとの大きな違いは、粗骨材(そこつざい:砂利のこと)が入っていないことが挙げられます。

そのため、レンガの細かい隙間やタイルを貼る前の下地調整などに適しているのです。

 

エクステリア工事で使用されるモルタルとは

 

 

外構工事で使用されるモルタルは、「砂・セメント・水」この3つを適量混ぜて作られます。

使用箇所により、職人さんが硬さや強度などを考慮して配合を決めていきます。

例えば、ブロックに充填するモルタルは柔らかく強度を必要とするためセメントと水の量を多くしたり、製品の位置や高さを揃えるための下地材に使用するときは硬く練ったり調整されます。

砂とセメントさえあれば、簡単に練り上げて使用できますのでエクステリア工事では大活躍する材料となるのです。

 

1.どのような場面でモルタルは使用されるのか

 

モルタルは、エクステリア工事においてほぼ毎日使用されます。

お庭のどのような箇所に使われているのでしょうか。

 

 ・ブロックを積む際に目地部や空洞部の充填剤として

 ・タイルを貼る前に下地調整材として

 ・勝手口や階段等の上塗り材として

 ・ポストや柱材、機能門柱の根固めとして

 ・物置設置前の基礎ブロック調整材として

 ・レンガやインターロッキング、飛び石の固定材として

 

などなど、例を挙げるときりがないほど活躍しています。

 

2.モルタルの性質

 

モルタルは、コンクリートと同様に乾燥収縮する性質を持っています。

もちろん、硬化すればするほど強度は上昇しますが、目視で確認できるほどのヒビが生じることがあります。

これは、大きいものになると構造クラックといい割れや剥がれ、浮き等の原因となり補修や修理が必要になりますが、ヘアークラックという小さなものであれば強度上の支障はありません。

また、コンクリートよりは強度が劣りますので、大きな箇所や荷重が掛かる箇所には、生コンクリートを使用しなくてはなりません。

見た目では、モルタルやコンクリートは同じように感じられますが強度が全く違うため、施工場所により使い分けが必要です。

 

3.モルタルの種類

 

モルタルは、前述の通り「水+セメント+砂」で作られていますが、その他補修するためのものや水中でも固まる特殊な商品もあります。

エクステリア工事で使用されるモルタルには下記のような製品が挙げられます。

 

 ・薄塗り用のモルタル

 ・補修用のモルタル

 ・防水モルタル

 ・高強度モルタル

 

これらが挙げられます。

塗り門柱の塗装前にブロックの目地を消すために塗られたり、古い側溝やコンクリートを補修したりする際に使われます。

これらの多くは、セメント製品として袋売りされているため、安定した品質で施工することができます。

 

まとめ

 

 

あなたのお宅の外構工事で良く使われている「モルタル」について、理解できたでしょうか。

もっと専門的にも知ることができますが、エクステリア工事で良く使用されているモルタルについては、詳しくお知らせで来たかと思います。

弊社では、これらの知識を職人と勉強して、実際の現場へと生かすよう指導しています。

材料を適宜適量活用することがとても大切です。

美しく施工するために材料の特性や配合を学ばなくてはなりません。

これからも、エクステリア工事やお庭の知識を増やすため日々活動して参ります。

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